○2006年05月19日レビュー [評価者:Freeza]
ACT LABSのレース用コントローラーシリーズのひとつ「RS Shifter」。なんか「GPL USB Shifter」っていうのもあるけど見た感じではそんなに違いがないから、名前が違うだけで同じ商品なのかな。
「RS Shifter」はいわゆるHパターンシフトを再現するための機器です。フェラーリやランボルギーニを思わせるシフトゲートにポルシェ風のシフトノブという外観。
このシフターには「2-in-1 USB Adapter Box」というものが付属されている。これには、Clutch,Gas/Brake,Shifterという3つの端子が付いていて、そこから一本のUSBケーブルが延びているという装置。こいつを使って、ACT LABSの出している「PERFORMANCE PEDALS」というペダルとRS ShifterをPCにUSB一本で接続出来る。
シフトは1,2,3,4,5,6,7速+Rという8速仕様。8速もあるため、横に長くなってしまうのは勿論、縦にも結構長い。そのため、見た目にもかなりのストロークを感じる。が、実際にはすぐ慣れるのでそんなに問題ではなかったりする。
当たり前だけど、どこのゲートにも入っていない状態は常に3速と4速の間に戻るようになっている。そこはいいんだけど、8速もあるので見た目的にちょっと左に寄った感じに見えるので、ちょっと格好悪い。あと、もうひとつの8速の障害は5速と6速がシフトしにくいってこと。5-6速のさらに向こうにもゲートがあるので、どうもシフトミスしやすい。3-4速は左右にもゲートがあるけど、ちゃんとニュートラルの位置に戻ってくれるので問題ないんだけど。
シフトフィールとしてはとにかく軽い。実車に乗った後にRS Shifterでシフトすると余計にそう思う。が、しかしこれもすぐ慣れてしまえる部分。むしろ素早いシフトを遠慮なく出来るので、家庭用としては変に重い感じよりは良かったりするのかも。
シフトフィールとかよりも問題になってくるのは取り付け位置。こいつが一番違和感がある部分、且つ操作に与える影響の大きい部分だけに重要度は高い。基本的には付属の万力でステアリングの横に配置するのが王道パターンだと思う。でも、これだとシフト位置が高い&前過ぎになっちゃうんだよね。こればっかりは専用の台でも用意しないとダメだから、何かと難しい問題になってきちゃう。ちなみに、俺は万力は使わないで直接ステアリングの下に入れ込んで、ステアリング自体の固定でシフトが固定されるようにしてる。
このシフト自体は取り付け位置を左側、もしくは右側のみという制約はない。左ハンドル仕様でも右ハンドル仕様でもどちらにも出来る。この辺がステアリングにシフトが固定されてしまっているGTFPとは違う自由度の高さがあるので嬉しい。
自由度という意味ではシフトノブも着脱可能。真上にプルプルしながら引っ張り上げれば、シフトノブが抜ける仕組み。標準のシフトノブがどうしても気に入らないという人は交換してみるのもいいかもね。
また、シフトプレートも着脱可能。4速や5速といった標準の8速以外のシフトプレートも販売されている。
俺が買った時は7000円ぐらいだったんだけど、今はもう生産してないみたい。値段もお手頃で、シフターとしての機能もちゃんとしてるし、それなりにという意味ではすごく良い商品だったのに残念。というか、このシフターっていうジャンルは選択肢が全然ないので、出してくれただけで「ありがとう」です。
が、そのACT LABSのニューシフターがあるみたいね。その名も「RS Shifter 2006」。どれほどまでに進化しているのか、またはただの再販のような感じなのか不明だけど、お手頃シフターという存在は絶対に必要な存在なので実に嬉しい。是非、これを機会にシフターとクラッチを使ってレースゲーム(特にLFS)を遊んでもらいたい。全然面白さも雰囲気も違うので。
※3ペダル&Hパターンシフト&ステアリングでLFSを操作する参考ムービーがあります。
参考動画 |