○2006年05月29日レビュー [評価者:Freeza]
あの延期の悪夢として歴史に名を残したGT4プロローグと同時発売された「GT FORCE Pro」通称GTFP。GTFPはステアリングコントローラとしては初のロックトゥロック2.5回転を実現する900°モードを搭載した。これによって、実車に近いステア操作を可能にした。
GTFのオモチャのような外観からより高級感を増すデザインに変わり、重量がかなり増えたこともあってかなりガッチリした印象。しかし、ステアリングのグリップ部分はゴムのような材質で、そこがちょっといただけない。
ステアリングの手前側には10のボタン+十字キーを装備。裏側にはパドルシフトを備え、シーケンシャルシフト用のレバーまで完備。十字キーやボタンの増加で、PS2のゲーム内中にパッドに持ち替える必要がなくなったのが嬉しい。
また、ステアリングのボタンが増えたことで、PCゲームでの操作の時に威力を発揮してくれる。PCゲームの場合はコントロール出来るボタンの数が多いので、GTFの4ボタンでは少なすぎていたので非常に助かった。
900°に続く目玉機能としてシーケンシャルシフトがある。シフトフィールとしては非常に軽く、カチッカチッと安っぽいフィーリング。また、ストロークも殆どない&軽さのおかげでギアを入れているという感触には程遠い。もうスイッチなんだよね。感触が。あと、右側についているのが日本人としてちょっと…というのもある。まぁレーシングカーは左ハンドルが多いんだろうけどね。と、そこまで優れた作りではないものの、シフトレバーを搭載してきたこと自体は素直に称えたい。
もうひとつのシフト操作ボタンであるパドル。これもあんまり良い出来ではない。
シーケンシャルシフト同様、ストロークもなく、カチカチと完全にただのボタンのような感触なのが残念。パドルシフトに関してはまだGTFの方が俺の好みかも。GTFの方がちょっとだけ大きいんだよね。GTFPはかなり小さいので操作しにくい。
ペダルにもGTFからの進化は感じられる。ちゃんとアクセルとブレーキ、それぞれのタッチは違うようになっている。ストローク量は割とショート。好みで言えば、もうちょっとストロークあった方がいいかな。
初の2.5回転、シーケンシャルシフト、12ボタン+十字キーなどなどの凄い内容で価格が2万円。GTFと同様にかなりのロープライスでステアリング普及に貢献しているのではないだろうか。
ちなみに隠しコマンドのようなものが存在する。中でも重要なのはSELECTボタン+R3+右パドルで200°モードから900°モードに変更することが出来る。PCで900°モードでのステア操作を楽しむためには必須のコマンドである。PCで楽しむ場合、もうひとつ必須なのはドライバをインストールすること。それは以下のサイトから入手可能。
WingMan Team
http://www.wingmanteam.com/
最近のバージョンからはロックトゥロックを数値入力で決めることも可能になった。500°と入れれば、機械的には900°モードながら500°以上の切れ角になると重ステ化して擬似的に500°に見せかけるというもの。
これで200°だと、F1にしても若干足りない感のあった部分を補えるので、凄く嬉しい機能。
※3ペダル&Hパターンシフト&ステアリングでLFSを操作する参考ムービーがあります。
参考動画 |