○2006年06月27日レビュー [評価者:Freeza]
このゲームは実車が登場し、峠コースを走るレースゲーム。ドリフトキングこと土屋圭市をイメージキャラクターとして起用したことからも分かる通り、かなりドリフト寄りのゲームです。俺は以前の峠シリーズってのはやったことがないので、よく知らないんだけど「峠3」って書いてあるので3作目なのかな。
コースは赤城、妙義、箱根ショート、箱根ロング、碓氷、箕面などがあり、それぞれ昼と夜が用意されている。また、ミニサーキットもあり、そこで0-400も計測出来る。ただ、峠道なのにやけにコース幅が広い。サーキットを走っているかのような広さ。車4台は楽に並べられる。まぁ峠なのに周回コースになっている時点で既にサーキットっぽい感じだけど。
車種は国内メーカー6社から30台以上が実名で登場。最近の何百台収録!というゲームを知ってしまっているだけに、かなり少ないといえる。ラインナップは国内のなくてはならない基本の車達は大体入っていて、そこに旧車なんかも入っているという感じ。首都高バトルのようなホンダ車がないとかいう悲惨なことにはなっていない。
レースゲームでは個人的に重要視しているもの。それは音。その点で見てみるとこのゲームはまさに最悪の部類に入る。なんといっても気になるのは段階的に音階が上がっていくエンジン音。分かりやすくいえば、ピアノでドレミファソ(シフトチェンジ)ドレミファソみたいに演奏したような感じ。回転の上がり方は元気のレースゲームみたいに一瞬で上がって一瞬で落ちるなんてことはないので、そこだけは良かったかな。当然レブリミットの音もない。
このゲームにはライトのオンオフ用のボタンが用意されている。
でも、レースゲームのライトの演出っていつも思うけど、かなり役立たずだよね。言葉にすれば、地面をピンポイントで白く塗ってるだけって感じ。実際にはもっと前方もよく見えるようになるのに。懐中電灯じゃないんだから、目の前の地面だけじっくり照らされても全然意味がない。というか、そもそもゲームの夜って明る過ぎるんだよね。ライトを点けてなくても問題ない。むしろ、変に地面が白塗りされるより見やすいぐらい。実際に夜で街灯のないところを走っていたら、真っ暗で殆ど何も見えないよね。
そこにライトを一発点けるだけで、周囲もかなり明るくなる。これぞライトというものなんだけどなぁ。
このゲームで数少ない良いところを挙げるとするならば、何気にタイヤのブラックマークが残ること。PCのレースゲームは大体が残るけど、家庭用のレースゲームでタイヤ痕が残るのは珍しい。それから、リスタートが容易であることも評価出来る。峠の伝説のレビューで触れた通り、リスタートが苦痛になってくるゲームは数多い。そんな中、このゲームは即効でリスタート出来るため、その点での快適度はかなり高い。それからシフトダウンでニュートラル、リバースに入るのもかなり嬉しい。グランツーリスモのようにバックボタン、ニュートラルには入らないというこの2つが主流の中で、一応このゲームはちゃんとしてる。
良い点、悪い点色々挙げたけど、やはり峠コースが走れるということがこのゲームの最大の価値なのではないだろうか。逆にいえば、それぐらいしか価値がないということなのですが。
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